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ゆうじんの部屋 #3

「都市づくり・弁護士奮闘記」
坂和 章平著
都市文化社 2,060円
みどり図書館所蔵
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 私がこの本を買ったきっかけは、大阪モノレール訴訟(豊中市内の住民が、モノレールの都市計画を無効として国や府を訴えていた裁判で、被告建設大臣代理人として名を連ねていた時の原告側弁護士だったことである。
 弁護士という職業でありながら、まちづくりへの強い思いを持ち、良いまちを作る秘訣はまちをどうしたいかという住民意思であり、法律は道具として使うものであるという一貫した考えである。平成元年の出版でありながら、まちづくりへの市民参加が一気に進みつつある現在においても、その思想は色あせることはない。日当たりを阻害する高い建物を禁止するための道具があることは、多くの人は高い建物の建築確認が終わって手遅れになってから知ることが多い。
 現在駅西中央地区の再開発が大きな政治課題になりつつあるが、再開発て何だ!と考えたときの1つの見方を示唆してくれる本でもある。 

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