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ゆうじんの部屋 #8

「都市交通はこのままでいいのか」-利用者からの改革案-
島原琢著
東京図書出版会発行、星雲社発売、1300円+税
福井市立図書館所蔵
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 都市交通はこのままでいいのか、と言われると、できれば改善したいと考える人は多いと思う。この本も、鉄道ファンとして、国内外の鉄道の問題点を利用者の立場から紹介し、改善の方向を述べている。
 しかし、以前紹介した川島令三氏の「鉄道再生論」に比較すると、その改善のための金は誰が出すのか、どのような仕組みを作れば都市交通が再生するのかという現実の経済を踏まえた視点が欠けているため、ROBAの会で真剣に考えている人にとっては、物足りなさの残る本であろう。
 しかし、公共交通問題初心者にとっては、公共交通機関にこういう問題があって、このような解決策が海外にはあるといった事例学習には最適な本である。

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