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豊橋市民大学公開講座第3回に参加して 040626

日時:平成16年6月26日(土)午後2時より3時30分まで
場所:豊橋創造大学 A21教室
講師:豊橋創造大学 寺本和子教授(とよはし市電を愛する会会長)
 ROBAメールで平成16年6月26日に豊橋創造大学で連続の講座の企画があることを知り、豊橋まで講座を聞きに行きました。(全てトラムに関する講座ではありません。トラムに関する講座は寺本先生のみです。)
タイトルは『路面電車からみたまちづくり』と題して午後2時~午後3時30分まで講義がありました。市民大学というだけあって、比較的高齢者が多かった。『市電を愛する会』のメンバーも参加しており、聴講生は約120名と伺いました。
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  熱心にメモを取る聴講生      講演中の寺本教授

主な講義内容主旨は下記のとおりです。
 ■公共交通はなぜ大切か
・市民の足として大切である…これが本来の目的であると強調され、高齢社会と交通事故増加への不安、また1万人を越す交通事故死者数だが、車の魅力がこの悲しみを超えていると。だから、掛け声だけでは公共交通を利用する人は殆ど増えないという。
 高齢者が増え、高齢者が加害者になるケースが多くなっていると指摘、更に他人の車を当てにするのも限界がある→外出が億劫になる→交友範囲が限定…となり交通弱者が増加。→これが公共交通が市民の足になる理由と説明。
・環境を守るために大切である…寺本会長自身も車を使用するが、気を使って「ハイブリッド車」を乗っているという。
・心の問題として大切である…車は個室なので人と人が触れ合う機会が減少、我慢する心,、思いやりを育てるのが公共交通の効用の一つと主張。⇒これって、ROBAの『つないで活きる公共交通とまちづくり』の8番目の「人との楽しい出会い」のことですよね?

 ■路面電車からみたまちづくり
・路面電車が優れている理由のひとつにすぐ来るという安心感がある。近隣都市の岐阜市の例をあげ、定時制が保たれないと利用する人が減ってしまう。とりあえずバス交通でという発想もあるが、長い目で見ればLRVを導入する方が得策と主張。中心部の空洞化を止める秘策になる。更に人と電車が混在する“トランジットモール”の話に移り、まちが活性化するために必要と強調。

 ■ヨーロッパの路面電車(ビデオ上映)
・RACDAが作成した海外のビデオには、皆さん大変興味をもって見ていました。やはり、映像による説明は効果があります。(低床車、トランジットモール、等々)

 ■日本の現状は?  
・スプロールを防げなかった日本の都市計画に多くの課題があると指摘。(なにせ、前職は国土交通省の方だけに説得力あり)

 ■これからのまちづくりに求められること
 ・住みよいコンパクトなまちにするための施策を推進
 ・便利で利用したくなる公共交通を整備
 ・理想を持った都市計画の下、ゆっくりでも着実に都市計画を実行
との3点を強調、ビデオが長かったのでこれに対しての説明が少なかったのは残念でしたが、聴講している方々を考えるとビデオをみてもらった方が百聞は一見にしかずでもいいのかなと思った。大学の先生が市民に「LRV」の説明や、海外の「トランジットモール」の実例を紹介することは、効果があると思う。早く自分のまちにもこのような“乗り物”があればいいなと思わせるのに充分な方法だと思う。(もちろん、LRTが目的ではありませんが)
*講座終了後、伊奈副会長等と寺本教授の部屋で懇談する機会がありましたので、ROBAでも県立大学でのゼミのこと、都市再生モデル調査のことについて若干の説明をしてきました。
*講座が始まる前に「とよはし市電を愛する会」が進めてきた「孫ころ(真心)電車」の実施した内容等についていろいろヒアリングをしました。地道ではありますが、鉄道事業者としっかりタイアップがなされていることを確認できました。
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 バリアフリーの様子          豊橋の市電駅終着駅
 (ビデオ説明の一部)        (上部はぺデストリアンデッキ)
            (国土交通省の補助により150m路線を延伸)

【雑メモ】
やはり、低床車を導入する計画を持っていることを聞きました。中部地区サミットの日は、豊橋市のお祭りがあり、懇親会は参加できないが何とか多くのメンバーで参加したいといっておりました。ただ、祭りの役員をやっている会員も多いので、どのくらい参加できるかは厳しいかな?ともおっしゃっておりました。
 「孫ころ(真心)電車」等のヒアリング内容に関しては、別の機会に紹介し、ROBA議論をして行きたいと思います。
(登校:八州 太郎)

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例会   040625

県民活動センター/19:05~21:00/参加者11名

5月31日に行われた福鉄福武線活性化検討協議会で報告された利用者データや福鉄ならびに県・沿線3市が昨年度おこなった利用促進策の報告と本年度の計画が委員として参加した内田会長から説明がありました。
沿線イベントの運輸対応としての割引切符などは市民の認知も進み利用率も上がっていますが、年間で見た場合利用者を増やすまでには至らず、利用総数は3.3%(約5600人/年)の減少に終わったとのこと。また本年度からの取組みとしては水落駅のP&R駐車場(県)やコミュニティバスとの連携(武生・鯖江)が目玉だそうです。
資料の理解に時間がかかり、活性化案を話し合う時間が足りなくなっていしまいましたが、毎月行っているノーマイカーディを進化させた施策などROBAらしいアイデアの芽もチラホラ。とりあえず継続審議ということで、次回のビア電例会で実際に電車に乗りながらアイデアをまとめましょう。

報告:さとう

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えちぜん鉄道でハイキング  040606

えちぜん鉄道では利用促進策として、登山・ハイキングシリーズを今年10回予定しています。今回、三国荒磯文化遊歩道コースに参加しました。会費は2000円で、その内訳は、一日フリー切符800円、昼食800円、温泉入浴350円、保険50円です。
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47人の参加があり、女性グループが多く 家族連れは少なかったです。今回初めてえち鉄を利用した方も、かなりいらしたようです。三国駅からボランチィアガイドの案内で龍翔館を見学し、町のバスで東尋坊に移動しました。それから遊歩道を歩いてサンセットビーチに出て、三国温泉ゆあぽーとで入浴し、そこで解散しました。
普段、車を使うことも多いですが、公共交通機関を利用してでかけると、今まで知らなかったところにも行くことができてとても良かったと思いました。 遊歩道は(車だと気が付きませんが)観光スポットとしてもいい所でした。
(投稿:玉井)

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マップ改訂・サミット作業部会 040617

県民活動センター/19:05~21:00(延長~24:00)/参加者10名

マップ改訂
5月のバスダイヤ改訂で落ち着いたので早急に作業にかかる。
⇒次々回は進学・移動の多い4月に発行したい
⇒バスダイヤ改訂時期の前倒しを提案できないか?
継続発行を重視し定型版を用いることで印刷費の圧縮を試みる。
敦賀・武生等の市内拡大図を追加し全県版・市内版の2枚(4面)
有償用はB2版×2枚・蛇腹折り・ハードカバー無・透明袋詰。

マップサミット
基本コンセプト・スケジュール・会場について話し合い、ラフ案に対して県外のサミット幹事団体(?)からも意見を求めることにしました。
【コンセプト案】
 前回は「バスマップ作りのをノウハウを共有して全国に広めよう」
 今回は「マップから見えてきたもの」
 会場に引きこもらず、フィールドワークも織込んだ企画にしたい。
【スケジュール案】
 第1日目(9/18)
  「秋色のまちめぐり」とタイアップしたガイドツアー(F.Work)
  ROBA公開例会(サミットの講師による夜学)
  ウエルカムパーティ(懇親会)
 第2日目(9/19)
  サミット会議
  ・各地報告(新規編・改訂編・その他面白マップ編)
  ・基調講演
  ・全体討論(パネルディスカッション&サミット宣言)
  ・パネル展(各地のマップ/サミット会場)
  フェアウェルパーティ(反省会)
【会場案】
 第1日目
  案内ブース・・JR福井駅
  夜学・・・・・・・青松園/愛宕坂上にある福井市の施設
  懇親会・・・・・レキシントン/桜橋の北側のHアケボノ内
  宿泊斡旋・・・ターミナルH
 第2日目
  サミット・・・・・福井大/アカデミーホール
  反省会・・・・・赤茄子亭/ターミナルH内

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ゆうじんの部屋 #23

「都市計画」
(社団法人日本都市計画学会機関紙)
25Apr.2004 Vol.53/No.2 ISSN 0495-9280248
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日本都市計画の情報発信。「日本の都市計画は世界にどう見られているのか」、「日本の都市計画が世界にアピールできる点は何か」これは今月の「都市計画」のテーマである。
よく規制の緩さが批判される日本の都市計画であるが、多用途の混在した魅力ある市街地、鉄道や道路の急速な整備で欧米をはるかに凌ぐ速度での都市化を、目立ったスラムの形成を見ずに達成できたことは評価されるべきであるが、更なる魅力作りには課題が多い。短い文章ではあたりまえの結論になるが、多方面から外国人の言葉を借りて書かれるとなるほどと納得してしまうから不思議である。
上に書いたようなことをぼんやりと思っていたが、それを確信できる客観的な意見が欲しいという人におすすめの書である。

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ゆうじんの部屋 #22

「土木学会論文集Ⅳ」
土木学会  2004-4 NO.758 Ⅳ-63
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土木学会論文集の中に、「米国のスマート型成長政策の動向:社会資本と地域開発の統合的視点から」(谷口守、Robert CERVERO)という論文がある。路面電車ファンの殆どは、コンパクトシティを好み、「歩いて暮らせるまちづくり」を志向するが、人口減少時代で、自動車保有者が多数派の国で実現可能かどうか。この論文は、その根本問題を考える理論的枠組みを提案しようとしている。
本来政治的な問題である、コンパクトシティをめざせるかどうかを理論で解き明かそうとする取り組みは挑戦的である。私自身は、自動車利用者に社会的費用を払わす経済的規制のみが最適な都市交通政策と考えているが、それが実現できないとき、セカンドベストの政策を行う必要があり、市民的議論の重要性を改めて認識させる論文であった。

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まちづくり懇談会#21  040603

駅前商店街会議室/19:00~22:00
参加者:ROBA/6名 まちなかNPO/5名 だるまや西武/1名

テーマ:「都市再生と交通」
5月17日に開催されました上記セミナー(講師:藻谷浩介氏)のビデオを供覧。その後福井市のまちなかの再生と交通について議論いたしました。

講演は、究極の車社会のため市街地が消滅した刈谷市や松浦鉄道やSCが合体して人が歩く街として賑わう佐世保市の実態を紹介しながら説明がありました。両市とも車社会の中にあって、車の通過交通のなっている刈谷とバス・鉄道・車での利便性が備わった中心街をもつ佐世保を対比させ、福井の中心市街地の再生のありかたを示していました。まさに、ROBAの会で提案する車と公共交通との共存を実証している事例でした。

このあと、まちなかNPO、西武の社員さんも加わりまちなかの交通について議論いたしました。駅前ゾーンを一体的な歩ける空間を確保して、車も便利、電車バスも便利なベストミックスを求めるROBAの会と車の導線を重視して駐車場を配置する姿を描くまちなかNPOとの間でそのデザインに違いがありました。特に後半は議論が伯仲し21時終了予定が、22時になってしまいました。

一度、この熱い議論に参加してみませんか。

次回開催予定
日時:7月8日(木)19:00~ 会場:たわら屋(田原町商店街内)

「たわら屋」は空店舗を活用して、買物客や近隣の人たちがゆったりくつろいだり、会話を楽しんだりする場所として考え出されました。福井大学野嶋先生や学生が商店街の活性化にと、加わっています。
当日は田原町商店街の役員の方も同席の予定で、楽しい商店街の活性化について、また引続き駅前の交通と活性化についても話し合う予定です。

報告:内田

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運営会議  040608

県民活動センター/19:05~21:00/参加者11名
議事
1.のりのりマップ改訂 ― 
  発行を急ぐ必要あり。要請も受けている。
  初版のスタイルでは資金的に継続が困難になる。
  定型版にすることで印刷費を圧縮したい。
  タウン誌等にデータ提供で普及を図る?
  元図が国土地理院なので広告は取れない。
  配布=普及に力を入れるということならOKらしい。
  ⇒林博さんをチームリーダーとして作業開始。
2.都市再生モデル調査の報告 ― 
  若干手直しを求められている。
  知事に説明したい旨お願いしている。
  アドバイザー会議のメンバーにも披露する場を設けたい。
  ⇒ 6月中に行いたい。日程調整。
3.地域の駅からまちづくり ―
4.田原町での乗り入れ ― 両方併せて
  検討会のメンバーにとの正式なオファーはない。
  県には、社会実験のための実験にならないよう要望した。
  福鉄活性化検討協議会(5/31)での報告・データをもとに
  勉強会を開きたい。
  ⇒ 例会(6/25)「福鉄活性化次の一手 ROBAならどうする」 
5.バスマップサミットの全体構想・段取り ―
  9/19は田原町乗継ぎ実験期間と重なり好都合。
  会場はフェニックスor響きのホール⇒高橋さんが確認。
  前回はマップづくりの苦労、資金集め等がメイン。
  「マップを使ってどうするか」が今回のテーマ。
  乗り継ぐこと、利用することを中心に企画を組んだらどうか。
  風流塾と連携し「秋色の街めぐり」勝山・武生・三国版をしたい。
  ⇒ マップ改訂とサミット準備を同時に進める。作業部会(6/17)
    林博さんを中心に、事務局として清水が担当。
6.NPO法人化の検討 ―
  年内に認可をとるために早急にNPO設立総会を開催したい。
  ⇒ もっと会員が皆で話し合う必要がある。時間をかけてよい。
    再度日程調整することとなった。
  なぜ法人化をめざすのか?
  ⇒①責任を持って遂行する体制づくりのため不可欠。
   ②地域の活性化のためこのようなNPO法人の存在が不可欠。
   ③100万円以上の事業費の出入りが個人の名義で
     おこなわれることになり不適切。
報告事項
・時間がなく項目のみの報告で割愛
  5/29 NPO議連の意見交換会に参加
  5/31 会長が福鉄活性化協議会に出席
  6/3  会長、林博さんが浅沼ゼミ(県大)で講師
  6/3  まちづくり懇談会 藻谷氏の講演ビデオをみて議論  
事務連絡
・各地から各種の要請があるが時間がなく割愛
  ⇒事務局で対応(個別に手配・要請)

運営会議は毎月第2火曜日
会員なら誰でも参加OK。お気軽にどうぞ。

記録:清水さん(文責:さとう)

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バスの駅ならぬ『まちの駅』がありました。

 5月29日(日)富山市へ行った折、中心市街地をまち歩きしました。
 メインは市街地再開発事業の場所の確認と周辺の状況です。福井市とは違って商業集積が高い。また、アーケードも長くそれぞれに工夫がなされている.
 まちの駅って何かなと思い、足をむけたところ、無料貸しサイクリングの拠点でした。そこには、土産屋と休憩ができるスペースがあり、なにより有りがたいのが「便所」があることです。「道の駅」もそうですが、必ず休憩所、便所があります。そこに管理をきちんとする自転車置場がありました。そして、サイクリングコースもきちんと設定してあり、心にくいばかりです。
 そうみると、美山駅に隣接したコンビニは、「まちの駅」といってもいいのかもしれません。また、そのようにROBAとして認定をしてもいいのでは?と思います。
 今回、福鉄活性化協議会でも、無料レンタル自転車を設置するような提案がありますが、これもできるところは「まちの駅」を意識できれば、富山とは違った生活交通型のものが出来そうです。(富山はどちらかというと、観光型です。)
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 富山レンタサイクルマップ    池田屋安兵衛の店舗
                 (右側本店・左新館)
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 まちの駅ビル(便所有り)    このような看板を設置
 土産屋と休憩所を設置

投稿:八州 太郎

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再生モデル県立大出張ゼミ 040603

福井県立大学浅沼ゼミにROBAの会の講座が設けられ、内田会長と林博幹事が講師となり、都市再生モデル事業調査の報告をしました。以下にその詳細を報告します。       
日時:平成16年6月3日(木)午後2時40分~午後4時40分まで
場所:福井県立大学 経済学部棟 9階 講義室
浅沼先生(公益事業ゼミ 浅沼助教授)のゼミで大学生14名(男子9名、女子5名、県内出身85%、クルマ所有100%、経済学部経営学科)でした。
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 講義風景(正面左から:浅沼助教授、内田会長、林幹事)
PPでスライドを見終わって、シャイな学生にいくつかの質問形式で皆に発言をしてもらうようにした。
Q1えちぜん鉄道を利用してどうだったか?の感想では、アテンダントに対する評価は高く、次いで車内がきれいなこと、高校生や高齢者が乗っていたことにも関心が高かった。
一方乗り継ぎの悪さ(時間のことや料金が高い:運動公園からいくと往復2000円もかかってしまう)や駐車場がないことへの不満が聞かれた。また、特に新保駅を指して、駅がわかりにくいと案内不足への不満も多かった。
Q2もしクルマを所持していなかったらどうやって学校までくる?との質問には、大学周辺以外の学生は電車、バスを使用すると回答、しかし、今は全員クルマを所有しているのでクルマで学校まで来ると言う。
Q3大学まで徒歩でこれる学生(5名)になぜ、クルマに乗るの?との質問には、辞書等持ち物が多く、講義が終わった後の次ぎの行動に制約が生じる(アルバイト等)などの理由から歩いて来れる学生でもクルマを使用するという。
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   真剣な面持ちで講義を受ける学生諸君
Q4今日の説明を聞いてどう感じたか。との問には
・まちづくりにLRVを入れるのは大変良いことだと思う。
・電車は時間通りにくるのでその時間に自分の生活を合わせれば、遅刻もしない。
・お年寄り等の交通弱者にとってはバス・電車は便利だと思う。このことをドンドン知らせていきたい
・便利なバス・電車を乗る運動の呼びかけがどこまで広がるのか心配だ。
・電車に慣れればいいが、クルマからバスへの転換は生活の様式を変えねばならないので難しい。
・電車はいいが、そこへ行くまでの交通手段が少ない。乗り継ぎは悪いし、後続がこない。
・電車・バス時刻表のことは知らなかった。インターネットでここまで調べられると利用しなすくなる。
・乗ってもらう企画は大変いいと思う。電車で行く温泉なんかのプランをつくっていくのはどうか?
・美山のコンビニにいったときに初めて駅がそばにあるのを知った。
・バス停で待っているのはつらい。屋根がある方がいい。
・路線バスと高速バスの接続が悪く、パーク&ライドがあればより利用しやすくなると思う。
・高校生のときに知っていればもっと公共交通機関を利用使っていたと思う。
・自宅と大学のルートしか知らなかった。バスマップを知っていれば、行動範囲が広がったと思う。
・電車に乗っている時はいいんだが、乗り継ぎ時間を有効に使いたいと思う。
・お試し期間を設定し、更にお試し料金で安くしてはどうか?例えば100円とか。
(最後に会長からのまとめ)
⇒経済学部の方にお願いしたいことは、電車に乗っていないからといって、全て経済的に不経済だから公共交通は“悪”というような見方はしないでもらいたい。金銭に換えられない価値もあるのだから。このことをこれから学んでほしい。また、公共交通から生まれる経済効果もあることを知って欲しい。

投稿:八州 太郎

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中村文彦先生の公開講座  040528

昨年のROBAのシンポジウムで基調講演をしていただいた中村文彦先生(横浜国立大・助教授)が昨年に引き続き今年も横浜国立大学で公開講座を行われたもようです。HPで公開講座の内容が公開されています。都市交通について勉強されたい方は必見です。

公開講座2004  「交通システムのこれから」-特に都市交通-
公開講座2003  「都市の公共交通の最前線

あわせて"中村助教授の雑文コーナー”もどうぞ。
これから大学で都市計画を学ぼうとする高校生向けのエッセー集。
都市再生、福井に来られた感想、クリチバの話など、こちらも読み応えあります。

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新幹線で北陸本線はどうなる 040529

新幹線問題が今クローズアップされていくとき、「並行在来線」問題はそのうち、話題になります。そんなことも含め行ってまいりました。

「北陸本線はどうなる、どうする…県内の公共交通は」
日時:平成16年5月29日(土)安田生命ホール地下ホール
講師:関西大学 商学部 安部誠治 教授
主催:北陸線・ローカル線の存続と公共交通を良くする富山の会

安部先生が約50枚ほどのスライドを使って説明をされました。

1.社会経済のトレンドと各国の交通政策の転換について概説。
 環境の時代、人口減少の時代、財政的制約の時代、生活の質の時代と4つのトレンドが絡み合って、交通政策が変わってきつつあると説明。
 イギリスでは、道路交通削減法ができ、交通量を削減したらボーナスとして「補助金」を出すとか。また、ドイツでは連邦交通運輸計画を立案し、全交通の負担の内40%を鉄道に持たせる計画など、都市計画のなかに「交通」というものを位置付けている。

2.生活交通の現在の状況を概説
 強調していたのは、都市間交通ではなく、「地域交通」が大事であると。地域交通といえば「公共交通」ということになる。地域交通が大事という割には地方自治体はまだこのことをわかっていない。
①国が許認可権を持っている/権限が地方自治体にない 
②交通計画(道路計画ではない)街づくりの柱になっていない
③タテ割り行政なので行政内部での総合性に欠ける 
④プロジェクト主義なので交通問題が重要であるという認識を持っていない

3.北陸本線の現況について説明
 北陸本線の大きな特色は生活交通と幹線交通が一緒になっているところであると力説。北陸新幹線は、時間距離からいって、充分債採算がとれるという。東京⇔小松の客が新幹線に流れるなどの要因がある。
 しかし問題点も抱えている。
①都市間交通と生活交通が一緒になってる…並行在来線の問題
②一部スーパー方式が採用されている…運行上の問題
③福井以西が確定されていない…敦賀以南は直流化問題、湖西線⇔小浜の直通化などに興味
④上越新幹線の乗降客数を下回る可能性がある。
 10年以内に福井までくるので、並行在来線への対策は考慮しておきべき。

4.並行在来線の経営の問題
 ①並行在来線は、第三セクターでの経営
県境を超えての三セクになるので行政間の調整が難しい
 ②貨物輸送体系への影響
経営上の観点から貨物を逃す手はない
 ③支線の一部、たとえば売上が期待できる駅間例えば金沢⇔富山をJRが経営し、その他を第三セクターが請け負うような奇妙な経営方式に成る可能性がある。
 ④地域自治体の支援施策が必要
下分離の方式を採用することになるか。
 ⑤公共交通は地域のライフライン 
勝山市のえちぜん鉄道を残した熱意が重要。
 ⑥地方自治体の公共交通の課題
・国が許認可をもっている⇒地方に権限がない
・まちづくりの柱にしていない
・道路整備と自動車交通体系をつくることが仕事
・交通問題が重要という認識がない⇒プロジェクト中心主義
 ⑦輸送を手段として活用する場合
・まちづくりの核として捉える。
・環境負荷が少ない。
・安全性が高い
・地域の個性を出す(観光資源として利用)
 ⑧財源
道路予算に比べ鉄道予算が如何に少ないかが岐阜県の事例で説明され、一般財源のうちの5%を鉄道に振り向けてもらえれば相当なことが出来るはずである。
 結論して、「地域公共投資の組換えで生活交通の確立を」と安部先生は叫ぶ。

なお、先生の論調は「運輸と経済」2003/4p.16~25を参照。
また、安部先生の使用されたPPは以下のホームページで確認できます。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~thlt/kouen1/2004inevent.htm

 質問 地域交通を守るのにNPOの力はどうなのか?
 回答 市民からの声は大変おもいものがあり、大変重要。NPOの活躍に期待したい。
 質問 道路が概成された今、自動車税を下げろという風潮があるが…
 回答 自動車税を下げるのはいいが、別に環境税を創設する必要がある。一般財源から税を回すことを力説している(5%でよい)。環境税は一般財源とする
 質問 北陸本線の第三セクター県境分離について
 回答 経費が二重になる。メンテもそれぞれとなる⇒これはJRに委託すれば可能。ダイヤの編成をするときに困る。それぞれの県で第三セクターの費用の持ち出しの問題がある。
 ⇒結論していうと、県境分離は好ましくない。肥薩おれんじ鉄道の例がある。2県共同出資でこれにはJR貨物も出資をしている。

八州 太郎

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クリチバの環境まちづくり 040529

NHKのテレビを見ました。その感想です。

 「クリチバ」市は昨年の横浜国立大学の中村先生が講演のなかで紹介されたところ。当初、この番組は「バス交通」のことを中心にやるのかなと思い、いつバスの話がでるのかなと思ったら殆ど出なかった。期待はずれと思いきや、もっと大事な「環境」のことを学ぶいい番組だと思う。

クリチバ市は標高900mの町で160万人。日系人も3.6万人。クルマが少なくバスを使った交通網が発達している。1970年頃から不法のスラム街を都市計画で30年かけて変えた。そのひとつに「石切り場」を「自然公園」風に変え、環境市民大学をつくった。

クリチバの中村さんが公園の担当として課長に抜擢されたのは、若干29歳のとき。花の道約2kmを任期中に歩行者専用稚道路としてクルマを排除する提案をする。商店街の方は、客足が減少するといってクルマの排除には反対。そこで、夜中に花壇を造る計画を立てる。結果、人が多く集まり、商店街が繁盛したという。
都市の中に人間性を取り戻すことこそ、一番大切なことなのではないかと感じた。

公園づくりで楽しい景観をつくる。そして憩いの場を提供する。昔、石きり場だったところに眼をつけ、「バリグイ公園」として再整備をする。沼地も池にして、草は羊を放して食べさせた。公園に向いている場所を見つけ、実に30ヶ所の公園を造ったという。荒れたれた街を緑に変えた。木の下の土はヘドロを使うこととし、苗を植えた。なんと400本。中には20mの大きな木に育つものもあるという。

政策で面白いのは『みどりの交換』。コレがゴミ問題におおきな貢献をする。ゴミだけではない。街づくりにもおおいに約だっている。農業経営に失敗し、農地を捨てて都会に来る。スラム化する。ゴミも発生。まず、ゴミ集め、それも分別。ゴミではないゴミ(再生できるものを言う)を集めた人の利益になる。なぜ? 緑色した大型トラックがくる。町のひとがゴミを持って集める。重さを記した紙をもらい⇒食料と交換する。例えば、5kgのごみ⇒1kgの食料がもらえる。……その食料の調達は過剰生産となったものを濃家から安く買ったものである。4000tのゴミ(再生)が再生できたとのこと。農民を助け、都市を救う。一挙両得とはこのことです。1990年にこの「緑の交換」で国連環境計画賞を受賞した。

世界に発信するために学校を創立。講座を用意、人材を養成、人の意識を変えるには環境教育が必要と力説。生活に追われている子供が多く、スラム化対策が必要。PIAを設立。ここでは給食が無料である。空腹を満たしてから環境教育をする。葉っぱちゃん(きぐるみ)を使って、ゴミをテーマに寸劇を行い、分別することの大切さを教えている。これも中村氏のアイデアである。10年以上も継続している。

身近な環境教育
施設の回りを点検し、竹で花壇や遊び場をつくり、野菜をつくる提案。竹が自生しているので利用を提案。PIA施設管理者と協議し、2日間で250本の竹を切る。そしてインディオを訪ね、竹細工を子供に教えるために講師を依頼伝統工芸の伝承である。3日後には改修工事が始まる。子供の父親がボランティアで活気付く。大工、その他いろんな人が集まり、竹馬の製作。思いついてから2週間、全て竹で作成した。花壇も三角や丸もあり、図形に興味を持ってもらうための方策という。遊び場の関西を祝ってパーティを。みどりあふれる人間中心の町。子供達が公園の花壇の整備をしている。

今の市長は日系3世。しかも、福井県武生市出身ときている。なんとも縁が深いのでしょうか?

八州 太郎

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広島支部だより#2  040602

きょう、広島電鉄の中尾正俊・電車カンパニープレジデント(常務取締役、全国路面軌道連絡協議会の専務理事でもある)にお会いしてきました。福井でも県の委員かなにかをされていた(うかつにも私は知らなかった)そうで、福井の事情にお詳しかったです。都市計画やLRTについて、語りだすと止まらない!熱い熱い。最後のほうは次の取材予定の時間がせまりきて気が気じゃなかったです。

そういうわけで、前から疑問に思っていた
こんにちの広島の路面電車の隆盛ぶりはなぜ?
多くの都市で虐げられた路面電車が広島では勝ち残った理由は?
についてお聞きしました。
   040602yokokawa.jpg
     JRの駅前広場と一体で整備された横川電停
まず、被曝3日後から動いていたという実績に代表されるように古くから市民に親しまれ、なじんでいたという歴史があります。そんな広島にも昭和40年代、モータリゼーションの波は押し寄せます。警察は軌道敷内にクルマの乗り入れを許してしまいます。そこから広電幹部職員の県警への日参がはじまります。
警察にもえらい人がいて、広電のすすめにしたがい、ヨーロッパへトラムの視察にいった偉い人がいたそうです。それで、広島へも応用できるトラムの価値を知って、再び軌道敷内の乗り入れを規制し、以後こんにちまで、路面電車には比較的好意的な政策をとってきてくれています。
ほかにも、原爆投下ですべてが焼けたため、現在の道幅が広く、昭和40年代でも、人々が我慢できないほどの渋滞は起こらなかったこと、車両を大型化しても圧迫感がなく、大量輸送できる大型車両を抵抗無く入れられたこと、地下鉄がないこと(工費がめちゃめちゃ高く、財政難の広島県や市にはつくれなかった)なども路面電車に有利に働きました。
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    広島市民と来街者の便利な下駄 グリーンムーバー
グリーンムーバー導入(99年)のきっかけも、バリアフリーよりは大量輸送の必要があったから。お客が多いってこと。うらやましい…
いまの車両はシーメンスですが、当時は「50~100ロッドで買え!」などと大陸的な商売をふっかけてきて、交渉がたいへんだったそうです。まもなく、また新車両が入ります。こんどは国産。
ドイツ製は座席が少ないという不満があるのでそれを改善するそう。
「軌道の事業者間も格差が広がっているから、LRTの価格が安くならないとだめ」と国産の安価な車両の必要性を説いておられました。

では今回はこのへんで。

投稿:谷村(ROBA広島支部長)

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あじさい市に行ってきました 040606

この春新しく整備された柴田神社であじさい市があるとのことで散歩がてらに出かけてきました。毎週日曜日に元町で開かれている朝市と同じ名前ですが、こちらは福井の大学の連合サークルが今回はじめて行った企画。ROBA会員の門田さんもそのメンバーのひとり。
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     あじさいに彩られて、勝家公(中央)も誇らしげ?
昼頃には小雨もぱらつき蒸し暑いあいにくの天候でしたが、あじさいに彩られた柴田神社の一画では、すがすがしさすら感じられました。地元の新聞に掲載されたことも奏して訪れる人が途切れることなく、浴衣や甚平姿の売り子(学生)に説明を受けながら気に入った鉢を買っていく姿が目に付きました。(私も2鉢ぶら下げて帰りました)
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   この品種は・・・接客に水やりに大忙しの浴衣姿の売り子さん
今回のイベントには商店街の方もあじさいの鉢を組合で共同購入や新作の銘菓の提供などいろいろ協力しているようです。「これまでも大学生のイベントはいろいろあったが、今回のは学生さんの取組む姿勢が一味ちがうね。」と商店街関係者の評価もなかなかの様子。
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      北の庄通りにさりげなく置かれた案内看板
あじさいに彩られた柴田神社に対して、昨秋に整備されたばかりの北の庄通りに設置されたプランターが、誰にも手入れされずに荒れ放題なのがとても印象的でした。

投稿:さとう

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路面電車NET 岐阜大会 040522

路面電車ネットワークの年次大会が、名鉄の撤退表明で揺れる岐阜市で開催され、ROBAからも内田会長はじめ4名で参加しました。

大会は廃線表明された路面電車(名鉄岐阜市内線)を使っての視察で幕を開けた。超党派の国会議員で構成するLRT推進議員連盟(代表:逢沢一郎氏)からも多くの参加があり、沿線の市民の声を聞く姿がみられた。
総会では運営委員長の岡氏(RACDA)より存続のための試算の発表と将来計画についての試案が提案された。
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        200人近い参加者が集まった会場
討論会は岡委員長(RACDA)のコーディネートで、万葉線(RACDA高岡)、えちてつ(ROBA)、北勢線(守る会)の先行事例報告からスタート。
地元岐阜の経済同友会は地域経済発展の視点から、ヨーロッパのLRT政策を見習い交通憲章の制定や構造改革特区を使って都市構造そのものを変えることを提案。
名鉄系の岐阜バスの関谷社長からは電車がなくなってもその分バス利用が増える訳ではないことや、これまで名鉄が平面電停や自動車の軌道侵入などの改善を求めてきたが認められなかった経緯を、
運行肩代わりに名乗り出た岡電の磯野常務は上下分離や運行環境の改善が前提と発言。
パネラーの皆さん報告に熱が入り予定時間を大きくオーバー。討議自体は大幅縮小も無事アジェンダ(岐阜宣言)を採択して閉会。
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   事例報告する清水会員      関谷社長と加藤助教授
岡電の登場でいくぶん状況が好転したようにも見えますが、コメンテーターとして参加された加藤助教授(名古屋大)の
「延命(現状のまま存続)することは問題の先送りに過ぎない。岐阜市を愛する人々の役に立つ乗り物に変えられるかという命題であり他力本願では解決しない。救いの手(岡電)の出現で他人まかせになってはいけない。」
という言葉の意味は大きいと感じました。
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  参加者も署名あつめに協力      宇都宮氏を囲んで   
その後、参加者は街頭に出て署名あつめに協力し、地元商店街で買い集めた”岐阜の味覚”でアットホームな懇親会。
帰りのしらさぎでは宇都宮淨人氏(路面電車ルネッサンスの著者)と偶然同席となり、高岡、金沢から参加のメンバーと記念撮影。
機会があれば福井で講演してくださいとお願いしておきました。

報告:さとう

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都市再生モデル調査報告書を提出 040524

 都市再生モデル調査報告書を提出しました。

 調査は完成ではなく、あくまでも通過点?いや、乗り継ぎ点と行ったほうがいいのかもしれません。いろいろコラボしながらまとめていった提案と、シナリオ。それの基づいて、いよいよこれからが、本格的な実践です。
 さいごの68ページROBAのページには、みんなで最後の追い込みを図った結果、大名町交差点を万葉線の赤MOMOが走りました。

報告書はROBAアーカイブスからダウンロードできます。

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投稿:はやしや

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