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のりのりマップ!交通調査に大抜擢

 このたび、のりのりマップが福井県都市計画課のPT調査で採用される見通しになりました。すでに福井大学川上研究室で進めている、えちぜん鉄道を対象にしたMM施策のためのTFP手法を用いた、適切な交通手段利用に関する啓発調査を、バスなどにも適用して検証する調査だそうです。
 アルファベットがいっぱい並んで何のことかさっぱりわからないですよね。
 PT(パーソン・トリップ)調査とは、車の交通量などの測定と違って、人の移動を追跡して交通を把握する調査で、これによっていろんな交通手段の乗り継ぎなどを把握できます。MM施策(モビリティ・マネジメント施策)のTFP手法(トラベル・フィードバック・プログラム手法)とは、個人とのコミュニケーションを図りながら、個人的にも社会的にもより望ましい交通手段を選択するよう、意識と行動の自発的な変化を促すことで、車から公共交通への転換などにより交通問題を解決していこうとする方法です。
 そのときのコミュニケーションの道具として、まず「かしこいクルマの使い方」という動機付け冊子が登場し、つづいて「のりのりマップ」が登場するというシナリオになったということです。
 マップ作成当初から、このPT調査の粗品としてこれまで主に使われてきたボールペンや消しゴム付鉛筆を、のりのりマップに切り替えて欲しいという要望をしてきましたが、今回、これよりもさらに重要な役割、つまり粗品を飛び越して、いきなり交通調査の主役に大抜擢されたということです。

 つまり、「のりのりマップ」を使って、自宅から勤務先、週末の遊びの行先、子供の習い事先などへ行く公共交通を使ったルートや、アフター5の帰宅ルートなどを各自に考えてもらい、希望する時間帯に利用可能かどうかもあわせて検討してもらい、「行動プラン票」を作成してもらう。もちろん、時刻表については「ばすでんしゃねっと・ふくい」をみてもらい、今回はネット利用環境にない人のことも考えて、モデル的に行う社西北地区、東安居地区の「地域時刻表」のコピーも資料でつけるという念の入れようです。その後、「行動プラン票」に基づいて、のりのりマップを持って実際に行動してもらい、予定どおりに実行できたかどうか、公共交通の利用意識が変化したかどうか、などを検証するという内容になっています。

 ようやく日の目を見たというか、一気に表舞台に登場ですね。今年は、モデル的に200票、来年は、本格的に県内全域2~3000票の調査になりそうだということです。県内全域に、のりのりマップが普及するいい機会ですね。まして、これをじっくり眺めてもらって、公共交通の利用について考えてもらえるなんて、最高のシナリオですね。

(文責:はやしや)
 追伸:
 さらに欲張って、のりのりマップの普及のことを考えると、いっそのこと、当初計画のようにPT調査1万5千世帯(4万2千人)の粗品にして、県内への一気の普及を図るというのも、再度、提案してみる価値がありますね。ミニマップなら、A4版で調査票と同じように扱えるし、単価も安くなるから使ってもらえる可能性が高いかもしれませんね。
 もっと欲張ると、国勢調査のときに、福井県全世帯26万世帯の全数配布をやって欲しいですね。


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