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路電の日その1 060610

 6月10日は「路面電車(ろでん)の日」。福井テレビの「座・タイムリーふくい」では、4月29日に開設された富山ライトレールの社長である森富山市長を招いて、「路面電車を活かしたまちづくり」をテーマにした番組を作成し、私はNPO法人ROBAのメンバーとして出演いたしました。
 ROBAの会員は「中部地区路面電車サミット」に出席するため、豊橋市へみんな出かけており、居残り組みを代表して出ることが決まったのは1週間前。番組は生本番。いいたいこと、聞きたいことは一杯あるのに、その半分もかないませんでした。そこで、何を言ったかはビデオを見ていただくとして、何を言いたかったかを書きたいとおもいます。

1.LRTとは車と同等又はそれ以上の乗りやすさ、使い勝手のよい電車網
・安全安心快適 ⇒3つの提案(快適な電停、駅前交通結節、短絡線)
・つないで活きる ⇒相互乗り入れ(田原町、将来は福井駅前)
・駅からのまちづくり⇒移動目的地のまちづくり(駅からのまちづくり)
・将来ビジョンとしては、行きたいところを結ぶ⇒病院、高校、大学
 誰をターゲットにしたLRTにするのかが重要で、交通弱者:車をもてない人(高校生、大学生)、乗れない人(高齢者、旅行者)、大雪のときの初心者、飲み会に誘われて断れない人、を対象とし、交通弱者がたくさん集まる施設をまず優先的にサービスしなければならない。それは、病院、高校、文化施設(図書館、音楽堂など)

2.もっと福井のライフスタイルをデザインしなければいけない
・スローライフのすすめ、ホジロバ(=歩自路バ)交通のすすめ
・車だけに頼りきった(頼らざるを得ない)生活をデザインしなおす
  ⇒それを支援してくれる便利な公共交通機関やLRTが必要となる。
・その時々に最適な複数の交通手段を選択することを保障するまちづくり(ROBAはそのための情報を提供:のりのりマップ、地域時刻表、HP)
・そのためにはその保険をかけるという意味でも税金でインフラ整備
・優先的に整備投資すべきところを、市民が選択できるように
 (ROBAもえちぜん鉄道に出資し、株主となっている)
 (沿線に住んで、自家用車マイナス1台運動を提案・実践)

3.福井への応用は?
 JRや新幹線などの広域鉄道の連立事業をするために弾き飛ばされた市民の足であるローカル路線を、地上走行させることによってかえって便利になったことを実証してくれた。福井でも、わざわざ不便にするような、無駄な投資をする必要はない。いまなら、その費用を使って便利にできるし、まだ間に合う。
・強く引張っていく気動車のようなリーダーシップ(新市長に期待)
・関係するいろんな問題を調整するマネージメント機能(総合調整局)
・市街地の移動手段としての歩くを支援するLRT(都心のスリッパ)
・市街地の移動の基幹軸として歩自路バや自動車を束ねるLRT
 (市街地内公共交通ネットワーク:主要な病院、高校、大学をつなぐ)
   南北(えち鉄新田塚ー福鉄ベル)、
   東西(えち鉄新保ー新設:飯塚)
   環状(田原町、大名町、福井口)
・人が中心のまち、人が主役のまち、人にやさしいまち

 本当は、こんなことを言いたかったのですが、森市長がほとんど言ってくれました。直前20分ほどの簡単な打合せと本番を通じて、森市長のリーダーシップと実行力を肌で感じました。

                   文責:林  博

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